はじめに ─3)これまで使ってこなかった意識の領域を使う─

やまとの会・無料版

3)これまで使ってこなかった意識の領域を使う

さて、「やまとの“超”成功法則」ですが、この言葉には二つの要素が含まれています。それは見ておわかりのように、「やまと」と「“超”成功法則」の部分です。

一言で「やまと」といっても、そこには歴史から人間のあり方、生活習慣まで様々な要素が含まれます。

また、「“超”成功法則」の部分に関しては、何を持って成功というのか、そこに“超”が入るのはどのようなわけか、という疑問も出てくると思います。

本文ではまずその部分についてお答えした後、徐々に「やまとの“超”成功法則」の真髄に迫っていきたいと考えています。

いずれにしても、この法則が、これまで世に数多出てきた「成功法則」と考え方や捉え方が異なることは間違いありません。

なぜなら、これまで私たちが活用してきた既知の意識領域を使うのではなく、まだ使われていない領域を発見し、そこから未知の力を引き出し、それにより魂の本来の目的を果たそうとするものだからです。

実のところ、この仕組みは新しいものではなく、今から二千年以上前、私たち日本人が倭人とか海人族とか呼ばれていた時代にすでに存在していたものです。

拙著『和の成功法則』でも、似たような考え方は提唱してきましたが、さらにその元にある世界を、量子力学における粒子と波の二重性で説明できるようになったのが、それ以降の進歩であったといえるでしょう。

仮に同じ結果になるとわかっていても、そこに至るまでの仕組みや作用機序が理解できると、何も知らない場合より、確信とゆとりを持ってそれぞれの活動に臨むことができます。

特に目に見えない世界や、意識できない領域を扱う場合、一般的には「ある」のか「ない」のかわからないというのが実態ですから、そこから生まれる疑念により、取り組み方もいい加減なものになりがちです。

けれども、はじめから「ある」とわかっている場合、目に見えなくともその世界を大事にしようと思いますし、取り組む態度もそれに則したものになります。

その、見えないけれども「ある」世界を証明し説明するのが量子力学であり、「ある」ことの確信を深めれば深めるほど効果を発揮するのが、この「やまとの“超”成功法則」です。

そのような世界を私たちがこれまで使ってこなかったのは、それが「ない」からではなく、「ある」ことを知らなかったという、ただそれだけです。

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